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スマトラオランウータン野生復帰計画・生息地保護へのアピール

WWFジャパン・自然保護室(岡安直比さん)から下記のようなお知らせがありました。

「インドネシア・スマトラ島の中央部に位置するブキ・ティガプル国立公園に隣接する自然林は、保護区に劣らない豊かな低地林と生物多様性が残り、インドネシア政府からフランクフルト動物園協会にスマトラオランウータンの野生復帰対象地域として使用許可が降り、世界で唯一、オランウータンの野生導入および繁殖に成功しています。ところが、今回、この地域で製紙企業による大規模な森の伐採計画が明らかになり、野生復帰したオランウータンを初め、絶滅の危機にあるスマトラトラの生息や熱帯林の生物多様性にも大きな影響を与える可能性がでてきました。」


詳しくはWWFジャパンのサイトで報じられます。そちらをご参照ください。


なお、SAGAとしての見解は以下のとおりです。 「関係者の長年の努力により、100頭というまとまった個体数が維持されている、スマトラオランウータンの重要な生息地が失われるとしたらきわめて遺憾です。大型類人猿は繁殖がむずかしいだけに、今回の伐採が致命的なダメージを与える可能性が憂慮されます。インドネシア政府ならびにジャンビ州政府の慎重な対応を要望いたします。」

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